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金山城跡(群馬県太田市) [他県の城館跡]

金山城跡.jpg
 金山城跡(国指定史跡)は、東武鉄道太田駅の北方約1.4キロメートルのところにある山城跡で、1469(文明元)年に岩松家純によって築かれました。関東の戦国山城には珍しい石垣を多用した重厚な山城です。(2014年3月8日、GRDⅢで撮影。)
 写真は、本丸(実城。みじょう)に連絡する通路の入り口である「大手虎口」で、侵入してきた敵兵に脅威を与える高い石垣が通路両側・正面にそびえています。これらの石垣は発掘調査に基づいて復元・整備されたものです。
 城は、後に由良氏と改名する横瀬氏が城主となります。その後金山城は、上杉謙信や武田勝頼らの攻撃によっても落城することはありませんでした。後に後北条氏の支配下に入りますが、1590年の豊臣秀吉の北条攻めで前田利家らに接収され、やがて廃城となりました。

 ■参考資料
『史跡金山城跡』(パンフレット)太田市教育委員会文化財課、2012年3月
『群馬県の歴史散歩』群馬県高等学校社会科教育研究会歴史部会編、2005年、山川出版社


タグ:戦国時代
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