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松山宿入り口付近(埼玉県東松山市神明町)から下沼公園(本町)へ [日光脇往還]

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 左の道が県道で右(東)にそれていく道が日光脇往還(2022年1月16日、GRDIIIで撮影)。
 日光脇往還を北上し東松山市の若松町から神明町に入るところで県道66号線に合流します。交差点の南には九鬼神社が建っています。県道をさらに北に進むと歩道橋がありその先に清正公堂が左側にあります。清正公堂の前に県道から右にそれていく細い道がありますが、この細い道が日光脇往還でこのあたりが松山宿の南の入り口となっていました。junreidou.jpg
しばらく細い道を進むと大通りに出ますが、街道は大通りを過ぎてから左に下りながらカーブして県道66号線に戻ります。写真(上)は街道が県道に戻る手前の様子です。写真の左奥に県道66号線と下沼公園が見えています。右の建物は東松山市立図書館です。合流地点から図書館前を下って東(写真右方向へ)の松本町に向かう道路は「巡礼道」と言われていました。岩殿正法寺(東松山市)と吉見安楽寺(比企郡吉見町)を結ぶ道の一部でした。
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下沼公園の池を東側(県道側)から撮影。街道と県道の合流点である公園内には石造馬頭観音と庚申塔(東松山市本町)があります。

 ■参考資料

『歴史の道調査報告書第四集 日光脇往還』埼玉県教育委員会、1985年
『東松山の地名と歴史』岡田潔、まつやま書房、2010年
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