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善光寺本堂(長野県長野市) [北国街道]

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 善光寺の本堂は東日本最大の木造建築物で1707(宝永4)年に再建されました。高さ約30メートルもある大規模なものです。
 たくさんの参詣者のために間口や外陣(本堂の外の参拝するところ)を広くしたり、建物の三方に庇を設けています。間口は24メートル、奥行きは54メートルあります。
 屋根は檜皮葺きで裳階を備えた二重屋根になっています。向かって左の参道を行くと経蔵があります。(2011年12月26日撮影。GRD)

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善光寺経蔵(長野県長野市) [北国街道]

経蔵.jpg
 善光寺本堂に向かって左側の参道をまっすぐ進むと経蔵(国指定重要文化財)があり、中には黄檗版の一切経が収められています。(2011年12月26日撮影)

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北国街道 [北国街道]

 北国街道佐州路は、中山道追分宿跡(長野県北佐久郡軽井沢町)から分岐し(分岐点が長野県北佐久郡軽井沢町の追分分去れ)、小諸・善光寺宿(長野市)・柏原・越後関川・荒井・高田などを経由して春日新田を東へ進み出雲崎を経て佐渡へ至るまでの脇街道(脇往還)です。
 この街道は佐渡金銀の江戸への輸送路として重要な役割を果たしていました。
 春日新田を西に進み、金沢へ至る街道が加賀街道です。こちらのルートを北国街道と呼ぶ場合もあるようです。

 ■参考資料
『国史大辞典』吉川弘文館
『新版角川日本史辞典』朝尾直弘・宇野俊一・田中琢、角川書店、1996年
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善光寺三門(長野県長野市) [北国街道]

三門.jpg
 二層入母屋造り檜皮葺きの三門で国指定重要文化財。1755(宝暦五)年完成。門の北にあるのが善光寺本堂で、本堂の左手の参道を進むと経蔵があります。
(2008年8月18日撮影)

■参考資料
『長野県の歴史散歩』長野県高等学校歴史研究会、山川出版社、1994年
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善光寺宿(長野県長野市) [北国街道]

3017134.jpg
 善光寺宿は旧北国街道の宿場町かつ善光寺の門前町として多くの宿泊施設や商業施設が集まっていました。いまでもその雰囲気を少し残しています。(2006年3月27日撮影。GR1)
 写真の中央が門前町中央通り(旧北国街道)で、写真は善光寺境内から南方向すなわち長野駅に向かって撮影したものです。北国街道はここ善光寺境内前で東に折れて進みます(写真だと左へ)。
 左から2番目の3階建ての建物はザ フジヤ ゴホンジン(国登録有形文化財)で、かつては藤屋旅館として本陣の機能を果たしていました。
 当日は善光寺にお参りをしてから駅まで歩いて帰りました。夕方になると参詣の人もほとんどいなくなるので、とても寂しいですね。昼間はとても賑やかだったはずです。

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善光寺(長野県長野市) [北国街道]

 善光寺は古くから多くの人々の信仰を集めた寺院で、その起源は7世紀始め頃とも奈良時代とも言われていますが、はっきりとはわかっていません。宗派についても明確な区分はなく、天台宗と浄土宗の信徒の方々が多く集っているようです。歴史上有名な宗教家もこの善光寺を訪れていますが、例えば13世紀後半に活躍した時宗(じしゅう)の一遍(いっぺん)上人も自らの教義を広めるために、この善光寺信仰の助けを借りました。
 善光寺境内は有名な「川中島の戦い」の陣としても使われたことがありますが、1561年(永禄4年)の対決では、8月14日に上杉軍18,000が到着し、陣を敷いています。しかし、この対決以前の1555年の戦いの際、武田信玄・上杉謙信は善光寺の本尊を始めとする多くの寺宝を略奪しました。本尊は、武田氏の滅亡後、織田信長そして豊臣秀吉を経て1598年に善光寺にもどりました。
 善光寺の本尊は「一光三尊阿弥陀如来像(阿弥陀三尊像)」(秘仏)で、本尊と脇侍(きょうじ。わきじ)が一つの光背を共有している形式です。この形式は善光寺式阿弥陀三尊像と言われて普及しました。
 善光寺の本堂は国宝に、経蔵三門は重要文化財に指定されています。
 なお長野県の県庁所在地である長野(長野市)は、この善光寺の門前町として、また北国街道の宿場町(善光寺宿)として発達した町でもあります。(2006年3月27日撮影)

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