軽井沢宿跡(長野県北佐久郡軽井沢町) [旧中山道]

軽井沢宿は旧中山道(なかせんどう)の江戸から18番目の宿場(宿駅)で、浅間三宿(軽井沢・沓掛・追分)の一つ。難所である碓氷峠を越えた最初の宿場です。『国史大辞典』によると、幕末期に本陣1軒・脇本陣4軒・旅籠21軒の規模の宿場町でした。1783(天明三)年の浅間山大爆発では大きな被害を受けて82軒の家が失われ、52軒が消失しました。
現在は「旧軽銀座」として洒落たお店の建ち並ぶ一大観光地となっています。(2007年9月18日撮影)

軽井沢宿跡(旧軽井沢銀座)をもう少し碓氷峠方面(江戸方面)へ向かって歩いたところ。

こちらの写真は反対方面すなわち軽井沢宿跡の西のはずれから見たロータリー。この先にあったのが沓掛宿跡です。
■参考資料
『街道めぐり 中山道 風の旅―軽井沢‐馬籠編』さきたま出版会、2004年
『長野県の歴史散歩』長野県高等学校歴史研究会、山川出版社、1994年
『国史大辞典』吉川弘文館
コメント 0