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陸軍技術研究所富津試験場監視所跡(千葉県富津市) [戦争遺跡・軍事遺産]

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 富津(ふっつ)試験場は、陸軍技術研究所に所属した試験場の一つで1922(大正11)年に設置されました。東京湾の西から東に伸びている小さな半島の先にあるのが富津岬で、半島は千葉県立富津公園となっていますが、ここにかつて陸軍技術研究所富津試験場の施設が置かれていました。
 明治〜大正時代にかけて海防のために設置されていた元洲砲台跡の南にあるのが写真の監視所で小銃や機関銃の試験を行なうためのものと考えられています(2008年3月27日撮影)。
 元洲砲台跡の西側には銃器研究施設と思われる放列施設と射入窖(しゃにゅうこう)が残存しています。bouzu2.jpg
監視所を横から撮影。
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後方から撮影。中に入ってみると…。
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■参考資料

『続しらべる戦争遺跡の事典』十菱駿武・菊池実編、柏書房、2003年
『写真と地図で読む!知られざる軍都東京』洋泉社MOOK、2006年
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