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旧陸軍登戸研究所26号棟(第三科倉庫)跡地(明治大学生田キャンパス。神奈川県川崎市) [戦争遺跡・軍事遺産]

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 神奈川県川崎市の明治大学生田キャンパスにある旧陸軍登戸研究所26号棟(第三科倉庫)の跡地。場所は第一校舎1号館の前の東側に広がる空き地で、5号棟跡地に隣接しています(2018年11月14日撮影)。
 木造平屋建ての建物があって研究所の時代には第三科に所属し偽札を保管する倉庫として使われていました。2009年老朽化のため解体されました。

■参考資料

『明治大学平和教育登戸研究所資料館ガイドブック』2017年
『続しらべる戦争遺跡の事典』十菱駿武・菊池実編、柏書房、2003年
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巣鴨プリズン跡地(池袋サンシャインシティ) [戦争遺跡・軍事遺産]

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 池袋サンシャインシティはかつての巣鴨プリズン(巣鴨監獄)跡地を再開発したものです。そして再開発地の一部は東京都豊島区立東池袋中央公園となっています。(2017年1月2日、GRDIIIで撮影)
 1945年9月25日、GHQによって東京拘置所が接収され、戦争犯罪容疑者が収容されることとなり、11月に巣鴨プリズンとして開所しました。
 1948年11月に東京裁判において起訴されたほとんどの戦争犯罪容疑者に有罪判決が下され、12月23日、ここでA級戦犯の戦争指導者の絞首刑が執行されました。

公園にある記念碑を見てみる


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金沢偕行社(石川県金沢市) [戦争遺跡・軍事遺産]

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 金沢に設置された旧陸軍金沢偕行社(かいこうしゃ)の建物はかつて石川県立能楽堂の隣りにあり、石川県庁石引分室として活用されていました。現在は道路を隔てた国立工芸館(金沢市出羽町3-2)の建物として移築・復元工事が行われました。写真は移築・復元される以前の建物です(2008年8月20日撮影)。
 金沢には1898(明治31)年に陸軍第九師団が置かれ、様々な師団関連の施設が金沢城内などに設置されました。偕行社は陸軍将校の修養や親睦のために組織されたもので、偕行社の社交場としても使われました。造られたのが1898(明治31)年で元々は大手町にあったものですが1909(明治42)年に能楽堂の敷地内に移築されたそうです。

建物に近づいてみる


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館山海軍砲術学校跡(千葉県館山市) [戦争遺跡・軍事遺産]

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 館山市中心部から国道410号線で白浜方面に南下して約7キロメートルほど行くと安房佐野ですが、ここの信号を左に曲がってコンクリート製の橋(戦車橋)を渡った先が、館山海軍砲術学校(通称「館砲」)跡です。現在この地は中学校校地、住宅地、田畑などになっています。
 館山海軍砲術学校は、海軍が陸上戦闘(陸戦とも言います)についての教育・訓練を実施するため、1941(昭和16)年6月この地に設置されました。近くに平砂浦(へいさうら)海岸という上陸演習にふさわしい演習場が設置できるということ、また館山航空基地にも近いことからこの地が開校地として選ばれたようです。
 太平洋戦争開戦直前の9月、太平洋の島々を舞台にアメリカ・イギリスとの戦闘が行われることを想定して、この館山海軍砲術学校にも第一特別陸戦隊と第三特別陸戦隊が編成され、パラシュートによる降下訓練などが行われました。この部隊は海軍で初めてつくられたパラシュート部隊で、開戦直後の1942年1月、セレベス島メナドへの奇襲占領作戦を成功させました。
 上の写真は戦車橋を渡って正面に延びる直線道路で砲術学校のメインストリート跡です。現在は左手に中学校があります。館山市教育委員会の説明板によると、この中学校のあるエリアには衛兵詰所・第一学生舎・第二学生舎が建っていたようです。
 中学校の脇にはパラシュート訓練用プール跡が、また、このメインストリートをさらに進んで左手奥には赤煉瓦造のボイラー室跡が残っています。また、戦車橋を渡って右手の奥の住宅地の中に館山海軍砲術学校平和祈念塔があります。(2008年3月28日撮影)

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館山海軍砲術学校パラシュート訓練用プール跡(千葉県館山市) [戦争遺跡・軍事遺産]

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 国道410号線から戦車橋を渡ると館山海軍砲術学校跡(千葉県館山市)です。戦車橋を渡ってそのまままっすぐ進みますと左手は中学校の敷地ですが、校地の途切れたところを左手に入っていくと古いプール跡が見えます(中には入れません)。
 この写真にはプールの左端奥にコンクリートの台のようなものが写っていますが、かつてはここに鉄塔が建っていて20メートルの高さからプール内に落下するというバラシュート降下訓練を受けさせたそうです(『千葉県の戦争遺跡をあるく』)。(2008年3月28日撮影)

■参考資料
『千葉県の戦争遺跡をあるく』千葉県歴史教育者協議会、国書刊行会、2004年
『写真と地図で読む!知られざる軍都東京』 洋泉社、2006年
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館山海軍砲術学校平和祈念塔(千葉県館山市) [戦争遺跡・軍事遺産]

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 館山海軍砲術学校跡(千葉県館山市)の関係者によって建てられた平和祈念塔。場所は、戦車橋を渡ってまっすぐ進み病院を過ぎてから農道を右に入った住宅地の中にあります。(2008年3月28日16:30撮影)

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館山海軍砲術学校跡戦車橋(千葉県館山市) [戦争遺跡・軍事遺産]

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 館山海軍砲術学校跡(千葉県館山市)の正門の手前に小さな川が流れていますが、この川に架かっているのが「戦車橋」です。写真は、国道410号線から撮影したもので、学校跡の外から見た現況になります。橋の先に砲術学校の正門がかつてありました。
 建築の専門家にこの写真を見てもらいましたが、橋の両側をアーチ状にしている点や、川に平行に梁を2本設けているなどかなりの重量に耐えうるよう建造されているそうです。(2008年3月28日撮影)

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陸軍技術研究所富津試験場監視所跡(千葉県富津市) [戦争遺跡・軍事遺産]

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 富津(ふっつ)試験場は、陸軍技術研究所に所属した試験場の一つで1922(大正11)年に設置されました。東京湾の西から東に伸びている小さな半島の先にあるのが富津岬で、半島は千葉県立富津公園となっていますが、ここにかつて陸軍技術研究所富津試験場の施設が置かれていました。
 明治〜大正時代にかけて海防のために設置されていた元洲砲台跡の南にあるのが写真の監視所で小銃や機関銃の試験を行なうためのものと考えられています(2008年3月27日撮影)。
 元洲砲台跡の西側には銃器研究施設と思われる放列施設と射入窖(しゃにゅうこう)が残存しています。

ぐるっと周ってみる


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東京第一陸軍造兵廠跡(東京都北区十条台) [戦争遺跡・軍事遺産]


 東京第一造兵廠は
東京第一陸軍造兵廠
陸上自衛隊十条駐屯地正門
赤煉瓦造「旧変圧室」モニュメント
東京第一陸軍造兵廠殉職慰霊碑
旧東京第一陸軍造兵廠の壁
赤羽緑道公園
旧十条工場275棟
東京第一陸軍造兵廠本部跡

 標石の西側が陸軍用地でしたが、現在は写真のような大規模な都営団地、北区中央公園、陸上自衛隊十条駐屯地などとなっています。(2006年9月9日撮影)

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旧東京第一陸軍造兵廠跡十条工場275号棟跡(東京都北区十条台) [戦争遺跡・軍事遺産]


 東京第一陸軍造兵廠跡の一部である陸上自衛隊十条駐屯地敷地の東側に「旧十条工場275号棟跡」が残っています。場所は、JR埼京線の十条駅で下車し、南の十条駐屯地を目指して歩きます。埼京線の線路に沿って南に歩くと原町踏み切りがあります。その近くに古い巨大な壁の一部がありますが、これは旧東京第一陸軍造兵廠の壁の一部です。
 踏み切りの通る道を東に歩くと十条駐屯地に着きます。その正門を右手に見ながら進み、マンションの前を右に入ります。しばらくすると公園のある遊歩道に出ますので、それをまっすぐ南に進むと左側に巨大な建物跡が見えてきます。
 戦時中は、東京第一陸軍造兵廠にはこのような立派な赤煉瓦造りの工場がたくさんありましたが、そのほとんどが戦後に取り壊されました。この旧十条工場275号棟跡は自衛隊の敷地の外にあるために取り壊しを免れていましたが、老朽化が進んだため取り壊されることになりました。
 現在はすでに取り壊しの作業中で、この時点では「根切り」という作業の段階でした。地元の方にお話をうかがったところ、赤煉瓦造りの一部は新しい図書館として生き残るそうで、見学会もあったそうです。また、最近まではタイヤの倉庫として使っていた会社があったのですが、ひどい雨漏りに悩まされていたようです。(2006年9月9日撮影)

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